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法事はいつやる?四十九日・一周忌・三回忌の時期と2026年の早見表

法事はいつやる?四十九日・一周忌・三回忌の時期と2026年の早見表

法事の時期は、亡くなった日を1日目として7日ごとに数える四十九日までの法要と、毎年の祥月命日に営む年忌法要の2つで決まります。この記事では、四十九日・百か日・一周忌・三回忌の数え方と、2026年・2027年に行う回忌の早見表、日取りの決め方を、辞書と各宗派の公式の案内をもとにまとめます。

この記事でわかること

  • 四十九日まで:亡くなった日を1日目として7日ごとに数えます。1月1日に亡くなった方の四十九日は2月18日です。
  • 一周忌と三回忌:一周忌は満1年、三回忌は満2年の命日です。三回忌は「3年後」ではありません。
  • 2026年の早見表:一周忌は2025年、三回忌は2024年、七回忌は2020年に亡くなった方が対象です。
  • 日取り:曹洞宗の案内では、命日の当日かその前夜が正式で、都合がつかなければ命日より前に行うとしています。
  • いつまでに決めるか:曹洞宗の案内では、遅くとも1か月くらい前までに菩提寺と日取りを決めるとしています。
  • 宗教による違い:浄土真宗本願寺派・真宗大谷派の公式も時期の数え方は同じです。神道は五十日祭と年祭、キリスト教は個人の時期の決まりが公式に見当たりません。
目次

法事はいつ?亡くなった日と命日から時期が決まる

法事の時期は、亡くなった日から数える四十九日までの法要と、毎年の命日に営む年忌法要の2つで決まります。

デジタル大辞泉は法事を、故人の冥福を祈って営む仏事で、特に四十九日まで7日目ごとに行うものや年忌をいうことが多いと説明しています(出典:コトバンク「法事」)。年忌は、亡くなったあと毎年めぐってくる祥月命日と、その日に営む法要のことです(出典:コトバンク「年忌」)。2つを並べると、法事の時期は次のようになります。

法要の名前時期数え方
初七日7日目亡くなった日を1日目として数える
四十九日(満中陰)49日目
百か日100日目
一周忌満1年の祥月命日亡くなった年を1回目と数え、回忌の数から1を引いた年数
三回忌満2年の祥月命日
七回忌満6年の祥月命日
十三回忌満12年の祥月命日
十七回忌以降二十三・二十七・三十三回忌と続く

一周忌だけは「満1年」で回忌の数と年数が同じになり、三回忌からは回忌の数より1年早くなります。ここが法事の時期を数えるときにいちばん間違えやすいところです。

法事と法要は、辞書では同じ意味の言葉です

辞書では法要と法事は同じ意味の言葉で、亡くなった方のために営む仏教の儀式を指しています。

デジタル大辞泉は法要を「死者の追善などのために行う仏教の儀式」とし、同じ意味の言葉に法事と法会を挙げています(出典:コトバンク「法要」)。この記事でも、2つの言葉を区別せずに使います。

四十九日までの法要の時期|亡くなった日を1日目に7日ごと

四十九日までは、亡くなった日を1日目として7日ごとに法要の日があり、49日目が四十九日です。

この49日間を中陰といい、49日目を満中陰と呼びます(出典:コトバンク「中陰」)。曹洞宗が公開している令和8年の早見表では、1月1日に亡くなった方の日付は次のとおりです(出典:曹洞宗 令和8年 早見表(PDF))。

法要の名前亡くなった日から2026年1月1日に亡くなった場合前夜(逮夜)で数えた場合
初七日7日目1月7日(水)1月6日(火)
二七日14日目1月14日(水)1月13日(火)
三七日21日目1月21日(水)1月20日(火)
四七日28日目1月28日(水)1月27日(火)
五七日35日目2月4日(水)2月3日(火)
六七日42日目2月11日(水)2月10日(火)
四十九日(七七日)49日目2月18日(水)2月17日(火)
百か日100日目4月10日(金)4月9日(木)

「亡くなった日から」と「2026年1月1日に亡くなった場合」の列は曹洞宗の早見表と同じ日付です。「前夜(逮夜)で数えた場合」の列は、命日の前夜を起点にする数え方で当サイトが計算したもので、2026年は平年(2月は28日まで)として数えています。

1月1日に亡くなった場合の、四十九日までと百か日亡くなった日初七日二七日三七日四七日五七日六七日四十九日百か日1/1(1日目)1/71/141/211/282/42/112/184/107日ごとの法要は、亡くなった木曜日の前日の曜日(水曜)100日目(2026年は平年)

亡くなった日を1日目として数えます

初七日は亡くなった日を1日目として数えた7日目で、亡くなった翌日を1日目にするのではありません。

天台宗は、亡くなったその日を1日目として数えて7日目が初七日だと説明しています(出典:天台宗「葬儀・法事」)。浄土真宗本願寺派も「死亡日から数えて七日目を初七日」としています(出典:浄土真宗本願寺派 よくある質問)。天台宗の法話には、水曜日に亡くなった方の初七日は火曜日になるという例も載っています(出典:天台宗 法話集)。7日ごとの法要は、亡くなった曜日の前の曜日に当たると覚えると数えやすくなります。

前夜(逮夜)から数える計算もあります

浄土宗・曹洞宗・日蓮宗の計算ツールは、命日の前夜を起点にする「逮夜日」の数え方も選べるようにしています。

逮夜は、忌日の前夜を指す言葉です(出典:コトバンク「逮夜」)。浄土宗の計算ツールには「逮夜日(命日の前夜を基点に計算します)」という選択肢があり、中陰表や年回表の内容は地域によって異なる場合があると注記されています(出典:浄土宗 中陰・年回表の計算、日蓮宗 早見表)。X(旧Twitter)には、関東と関西で四十九日の数え方が違うと書いた投稿もありました。ただ、どの地域がどちらで数えるかを書いた宗派の公式は見つかっていません。どちらで数えるかは、法要をお願いする寺院に確かめるのが確実です。

初七日を葬儀の日にあわせるかは、葬儀社と寺院に確かめます

初七日を7日目に改めて営むか、葬儀の日にあわせて営むかは、葬儀社と寺院に相談して決めます。

確認した宗派の公式ページには、初七日を葬儀の日に繰り上げることについての記載は見当たりませんでした。営むかどうかと日にちは、葬儀の打ち合わせの際に、読経をお願いする寺院の考えを葬儀社から確かめてもらうのが確実です。初七日の意味と、葬儀の日にあわせる場合の流れは初七日とは?意味・やり方・費用相場で詳しく説明しています。

年忌法要の時期|一周忌は満1年、三回忌は満2年

一周忌は亡くなって満1年の命日、三回忌は満2年の命日です。三回忌からは回忌の数から1を引いた年数になります。

デジタル大辞泉は三回忌を「人の死後満2年、数えて3年目の忌日」と説明しています(出典:コトバンク「三回忌」)。浄土宗も「仏事では数え年を用いるので、二年目が三回忌、六年目が七回忌」としています(出典:浄土宗 よくあるご質問)。回忌の並びは宗派の公式で少しずつ違い、次のようになっています。

回忌亡くなってから曹洞宗(早見表)浄土宗真宗大谷派臨済宗妙心寺派
一周忌満1年○○○○
三回忌満2年○○○○
七回忌満6年○○○○
十三回忌満12年○○○○
十七回忌満16年○○○○
二十三回忌満22年○○地域による地域の習慣による
二十五回忌満24年――○○
二十七回忌満26年○○地域による○
三十三回忌満32年○○○○
三十七回忌満36年○―地域による―
五十回忌満49年○○○○

○は各宗派の公式の表や案内に載っている回忌、―は載っていない回忌です。曹洞宗の早見表にはこのほか四十三回忌と四十七回忌も載っています(出典:曹洞宗 令和8年 早見表(PDF)、真宗大谷派「葬儀・法事・お墓」、妙心寺『臨済宗の仏事』(PDF))。

三回忌が「3年後」でないのは、亡くなった日を1回目と数えるからです

三回忌が満2年なのは、亡くなった日を1回目の忌日と数え、一周忌を2回目と数えるからです。

天台宗の法話は「お亡りの日が一回忌というわけです」と説明し、丸2年目が三回忌、丸6年目が七回忌、丸12年目が十三回忌になるとしています(出典:天台宗 法話集)。X(旧Twitter)にも、三回忌は2年目でよかったのかと確かめる投稿や、前回の日付を勘違いして慌てたという投稿がありました。三回忌以降は「回忌の数から1を引いた年数」と覚えておくと、取り違えずに済みます。

何回忌まで続けるかは、宗派と家ごとに考え方が違います

何回忌で区切るかは宗派で考え方が違い、三十三回忌や五十回忌で弔い上げとする例があります。

天台宗は三十三回忌で弔い上げとする型が鎌倉時代に整ったと説明し、浄土真宗本願寺派は「五十回忌でおしまい」ではないとしています(出典:天台宗 Q&A、浄土真宗本願寺派 よくある質問)。何回忌まで営むかの目安と宗派ごとの違いは、法事は何回忌まで?数え方と弔い上げの目安で詳しくまとめています。

2026年・2027年に行う回忌の早見表

2026年に一周忌を迎えるのは2025年、三回忌は2024年、七回忌は2020年に亡くなった方です。

一周忌は亡くなった翌年、三回忌以降は「亡くなった年+回忌の数−1」の年に営みます。2026年(令和8年)と2027年(令和9年)に営む回忌を、亡くなった年から引けるようにまとめました。

回忌2026年(令和8年)に営むのは2027年(令和9年)に営むのは
一周忌2025年(令和7年)に亡くなった方2026年(令和8年)に亡くなった方
三回忌2024年(令和6年)2025年(令和7年)
七回忌2020年(令和2年)2021年(令和3年)
十三回忌2014年(平成26年)2015年(平成27年)
十七回忌2010年(平成22年)2011年(平成23年)
二十三回忌2004年(平成16年)2005年(平成17年)
二十五回忌2002年(平成14年)2003年(平成15年)
二十七回忌2000年(平成12年)2001年(平成13年)
三十三回忌1994年(平成6年)1995年(平成7年)
三十七回忌1990年(平成2年)1991年(平成3年)
五十回忌1977年(昭和52年)1978年(昭和53年)

2026年の列は、曹洞宗の令和8年の年回早見表と同じ没年です。二十五回忌は真宗大谷派と臨済宗妙心寺派の表にある回忌で、曹洞宗・浄土宗の表にはありません。2027年の列は、同じ数え方で当サイトが1年ずつ足したものです。

2024年に亡くなった方の場合の数え方2024年亡くなった年1回目と数える2025年一周忌満1年・2回目2026年三回忌満2年・3回目2030年七回忌満6年・7回目三回忌以降は「亡くなった年+回忌の数−1」の年三回忌=2024+3−1=2026年 七回忌=2024+7−1=2030年

日取りの決め方|命日の当日か、その前の日が目安

曹洞宗の案内では、法事は祥月命日かその前夜に営むのが正式で、都合がつかなければ命日より前に行うとしています。

曹洞宗は、年回法要は「故人の祥月命日またはお逮夜に営むのが正式です」としたうえで、都合がつかない場合は「祥月命日に当たる日より前に行なうのがよいでしょう」と案内しています(出典:曹洞宗「法事」)。命日が平日に当たり、親族が集まりにくい年は、命日より前の土日を候補にすると、この案内に沿った日取りになります。X(旧Twitter)にも、祖父の四十九日を前の土日にして帰省したという投稿がありました。

命日を過ぎてもよいかは、宗派の公式に決まりが見当たりません

命日より前を勧める記載は曹洞宗と天台宗の公式にあり、浄土真宗などの公式には見当たりませんでした。

天台宗は、一周忌は「命日より以前に行うことが通例」と説明しています(出典:天台宗「葬儀・法事」)。浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・浄土宗・臨済宗の公式ページでは、命日より前に営むべきかどうかの記載を確認できませんでした。命日より後にしか日が取れないときは、まず法要をお願いする寺院に相談してから日を決めます。

友引・仏滅を避けるかは、宗派の決まりとしては書かれていません

確認した宗派の公式ページには、六曜(友引・仏滅など)で法事の日を選ぶという記載はありませんでした。

一方で、親族の中に日柄を気にする方がいて、日程が決まらないこともあります。X(旧Twitter)には、お寺の都合で決めた代わりの日を「日柄が悪い」と断られて揉めたという投稿もありました。候補日を出す段階で、日柄を気にする方がいるかを家族の中で確かめておくと、あとから日を変えずに済みます。

日程はいつまでに決める?1か月前までにお寺と相談

曹洞宗の案内では、法事の日取りは遅くとも1か月くらい前までに菩提寺と相談して決めるとしています。

曹洞宗は、日取りは菩提寺と相談のうえ「遅くても1カ月くらい前までには決めるようにしましょう」と案内しています(出典:曹洞宗「法事」)。命日から逆算して、何をどの順番で決めるかをまとめると次のようになります。

順番すること確かめること
1今年の回忌と命日を確かめる早見表で何回忌か、祥月命日が何曜日か
2候補日を決めて寺院に相談する(遅くとも1か月前まで)命日の当日か、その前の土日か。読経の場所(寺院・自宅・会館)
3会場と会食を決める人数、会食をするか、お墓参りや納骨を同じ日にするか
4親族に日時と場所を知らせる出欠の返事をもらう期限
5お布施・供物・引き物を用意する表書きと渡し方、引き物の数

「遅くとも1か月前まで」は曹洞宗の案内の目安で、それ以外の順番は当サイトが段取りとしてまとめたものです。お布施の包み方と渡し方は一周忌のお布施の3つの条件で説明しています。

寺院へ先に相談し、親族へはそのあとに知らせます

曹洞宗の案内に沿うなら、候補日をいくつか持って先に寺院へ相談し、日が決まってから親族へ知らせます。

曹洞宗は日取りを菩提寺と相談して決めるよう案内しており、寺院の予定が決まらないうちに親族へ知らせると、日を変えるときに連絡し直すことになります。この順番は、当サイトがその案内をもとに段取りとしてまとめたものです。X(旧Twitter)には、希望日がお寺のほかの法要と重なって受けてもらえなかったという投稿や、住職が法事の日を1週間ずらして覚えていたという投稿がありました。日が決まったら、日時と場所を書面やメッセージで寺院とも確かめ合っておくと安心です。

菩提寺がないときは、寺院の紹介を頼めます

菩提寺がない場合は、葬儀で読経をお願いした寺院か、寺院を紹介してくれる窓口に相談して日を決めます。

近くの葬儀場でも、法要で読経をお願いする寺院の手配を受け付けています。詳しくは寺院手配のページをご覧ください。一周忌の準備の全体は一周忌とは?意味・準備・費用・マナーにまとめています。

法事が重なる・都合がつかないとき

同じ年に複数の年忌が重なるときは、曹洞宗の案内では新しい方の命日に合わせてまとめて営むとしています。

曹洞宗は、年回が重なる場合は2つを合わせて営んでもよく、その際は「新しい方の命日に合わせるのが一般的です」と案内しています(出典:曹洞宗「法事」)。ほかの宗派の公式では、年忌をまとめる場合の決まりを確認できませんでした。まとめて営むかどうかは、宗派を問わず寺院に相談して決めます。

一周忌は他の年忌と合わせない、と曹洞宗は案内しています

曹洞宗の案内では、まとめて営む場合でも一周忌は他の年忌と合わせず、単独で営むとしています。

同じ案内は、三回忌くらいまでは他の年回と重ねないほうがよいとしています(出典:曹洞宗「法事」)。たとえば2026年に祖父の十三回忌と父の一周忌が重なる場合、曹洞宗の案内に沿うなら一周忌は単独で営み、十三回忌は別の日にするか、寺院と相談して決めることになります。

家族だけで営む・会食を省く形もあります

法事の人数や会食の有無を定めた決まりは、確認した宗派の公式には見当たりませんでした。

X(旧Twitter)には、休みが取れず法要を簡単にした、まとめて営んだという投稿もありました。家族だけで営む場合の服装は、身内だけの一周忌の服装と四十九日の服装マナーで説明しています。四十九日や一周忌に納骨を合わせる場合の時期は納骨はいつまでに?をご覧ください。

浄土真宗・神道・キリスト教の時期の違い

浄土真宗本願寺派と真宗大谷派の公式の時期は、この記事の数え方と同じです。神道とキリスト教は呼び方と時期が違います。

浄土真宗は、時期の数え方は同じで法事の意味が違います

浄土真宗本願寺派と真宗大谷派の公式でも、初七日は亡くなった日から数えて7日目、三回忌は2年後です。

真宗大谷派は、三回忌は2年後、七回忌は6年後、五十回忌は49年後と、法事を営む年を表で示しています(出典:真宗大谷派「葬儀・法事・お墓」)。違うのは法事の意味で、浄土真宗本願寺派は法事を追善供養ではなく、参拝者が仏法を聞く行事だと説明しています(出典:浄土真宗本願寺派 よくある質問)。

神道は五十日祭・百日祭と、満1・3・5・10年の年祭です

神道では、亡くなって50日目の五十日祭、100日目の百日祭、満1年・3年・5年・10年の年祭を営みます。

神社本庁は、年祭は満1年、3年、5年、10年、以降10年ごとに営み、50年目のまつりあげで故人のおまつりを終えると説明しています(出典:神社本庁「神葬祭」)。神社本庁の小冊子にある、仏式との対応は次のとおりです。

神道の霊祭・年祭対応する仏式の法要
十日祭初七日
五十日祭四十九日
百日祭百か日
一年祭一周忌
三年祭三回忌
五年祭七回忌
十年祭十三回忌
三十年祭三十三回忌
五十年祭五十回忌

出典は神社本庁『神道のお葬式』(PDF)です。三年祭は満3年、三回忌は満2年なので、対応していても営む年は1年ずれます。

キリスト教は、個人の追悼の時期に公式の決まりが見当たりません

カトリックは11月2日を死者の日としていますが、個人の追悼ミサを営む時期は公式に記載がありません。

カトリック中央協議会は、教会の典礼暦で11月2日を「死者の日」とし、11月が死者の月として定着してきたと説明しています(出典:カトリック中央協議会「死者の日」)。プロテスタントの記念式の時期も、日本基督教団の公式ページでは確認できませんでした。時期は所属する教会に相談して決めます。

よくある質問

法事の時期について、本文で書ききれなかった条件や例外を足して、6つの質問にお答えします。

Q. 亡くなった翌年と翌々年は、2年続けて法事がありますか?

A. あります。亡くなった翌年が一周忌(満1年)、その次の年が三回忌(満2年)なので、2年続けて年忌を営むことになります。たとえば2025年に亡くなった方は、2026年に一周忌、2027年に三回忌です。三回忌の次の七回忌は満6年で、そこから4年空きます。

Q. 2月29日に亡くなった方の命日は、2月29日がない年はどうしますか?

A. 2月29日がない年に命日をどの日にするかを書いた宗派の公式は、確認できませんでした。2月28日か3月1日のどちらかになるため、寺院に相談して決めます。法事は命日より前に営む例が曹洞宗と天台宗の公式にあるので、迷ったときは2月28日以前の候補日から寺院に相談すると、どちらの考え方にも合わせやすくなります。

Q. 命日が平日で、前の土日にも都合がつかないときは?

A. まず寺院に、命日より後の日でも営めるかを相談します。曹洞宗の案内は「都合がつかなければ命日より前」としていますが、後ろにずらすことを禁じる記載は確認した公式にはありませんでした。国家公務員には、父母の追悼の行事のための特別休暇が1日あり、父母の死亡後15年以内の行事に限られています(出典:人事院規則15−14 第22条)。民間の会社に法事のための休暇があるかは、就業規則で確かめます。

Q. 百か日の法要は営まなければいけませんか?

A. 百か日を必ず営むよう定めた記載は、確認した宗派の公式にはありませんでした。真宗大谷派は、亡くなった日を入れて100日目の百カ日の法要を案内しています(出典:真宗大谷派「葬儀・法事・お墓」)。四十九日から百か日までは約50日しか空かないため、営むかどうかは四十九日の法要の際に寺院へ相談しておくと決めやすくなります。

Q. 法事の時期は法律で決まっていますか?

A. 決まっていません。法事をいつ営むかを定めた法令は見当たらず、時期は宗派の教えと慣習によるものです。日程は寺院と家族の都合で決められます。

Q. 四十九日が3か月にまたがると良くないと言われましたが、本当ですか?

A. 浄土真宗本願寺派と臨済宗は、どちらもこれを迷信だと説明しています。本願寺派は「「四十九日が三ヵ月にわたるといけない」という迷信」と書き、臨済宗の臨黄ネットも「語呂合わせの迷信」としています(出典:浄土真宗本願寺派 よくある質問、臨黄ネット よくある質問)。月の後半に亡くなると四十九日が3か月目に入るため、このことを理由に35日目(五七日)で切り上げる日程を勧められたときは、寺院に確かめてから決めます。

まとめ

法事の時期は、亡くなった日を1日目とする四十九日までの法要と、満年数で数える年忌の2つを押さえれば決められます。

  • 四十九日までは、亡くなった日を1日目として7日ごとに数えます。1月1日に亡くなった方の四十九日は2月18日、百か日は4月10日です。
  • 一周忌は満1年、三回忌は満2年、七回忌は満6年です。三回忌以降は「亡くなった年+回忌の数−1」の年に営みます。
  • 2026年は、一周忌が2025年、三回忌が2024年、七回忌が2020年、十三回忌が2014年に亡くなった方です。
  • 曹洞宗の案内では、命日の当日かその前夜が正式で、都合がつかなければ命日より前に行い、日取りは遅くとも1か月前までに菩提寺と決めるとしています。
  • 浄土真宗本願寺派・真宗大谷派の公式も時期の数え方は同じです。神道は五十日祭と年祭、キリスト教は個人の追悼の時期に公式の決まりが見当たりません。

初七日の意味と営み方は初七日とは?、何回忌まで営むかは法事は何回忌まで?、身内だけで営むときの服装は身内だけの一周忌の服装で詳しく説明しています。

記事監修者

記事監修者

千葉龍一
【厚生労働省認定技能試験 1級葬祭ディレクター】

葬祭業務に13年以上従事し、事前相談から打合せ、施行まで累計1,000件以上の葬儀をサポートする1級葬祭ディレクター。一般葬・家族葬を中心に、ご家族の意向と地域の慣習を尊重した葬儀運営を得意としている。 特に岩手県南部地域の葬儀事情(寺院での葬儀行列や、七日ごとの「拝み日」など)に精通。葬儀が単なる儀式にならず、故人らしさが感じられるお見送りとなるよう、ご遺族の気持ちに寄り添う対応を信条とする。喪主様やご遺族様が最期の時間に集中できるよう、先回りした進行・準備のサポートを徹底している。

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