



一周忌の挨拶は、曹洞宗の公式と全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の案内に沿うと、施主が法要の始めと終わり、会食(お斎)の始めとお開きの4つの場面で短く述べる形になります。場面ごとの例文と献杯の作法、家族だけのとき、避ける言葉、参列者の一言を、宗派の公式と業界団体の案内をもとにまとめます。
この記事でわかること
曹洞宗の公式と全葬連の案内に沿うと、施主の挨拶は法要の始めと終わり、会食の始めとお開きの4つです。
一周忌は、デジタル大辞泉で「人が死亡して、満1年後の忌日。また、その日に行う法事」と説明されています(出典:コトバンク「一周忌」)。曹洞宗の公式サイトは、年回法要の流れを開式・読経・焼香・法話・閉式とし、開式で施主が挨拶する文例を載せています(出典:曹洞宗「法事」)。会食については、全葬連が「開宴と閉宴のときに喪主か遺族代表が挨拶を行います」と書いています(出典:全葬連「精進落とし」)。全葬連のこの記載は葬儀後の精進落としについてのもので、一周忌のお斎の挨拶を定めた公式の記載は見つかりませんでした。この記事では、同じ2回の形で例文を示します。
| 場面 | 話す人 | 入れること |
|---|---|---|
| 1 法要の始め(開式) | 施主 | 参列のお礼、これから一周忌の法要を営むこと |
| 2 法要の終わり(閉式) | 施主 | 参列と焼香のお礼、この1年の家族の近況、会食の案内 |
| 3 会食の始め | 施主(献杯は施主か、頼まれた親族・友人) | 会食へのお礼、故人を偲ぶ時間にしてほしいこと、献杯の発声 |
| 4 お開き | 施主 | 会食を締めるお礼、今後のお付き合いのお願い、引き物の案内 |
一周忌の準備全体は一周忌とは?意味・時期・費用・マナーで説明しています。
施主は法事を営む当主のことで、葬式を執り行う喪主とは辞書の上で言葉の範囲が違います。
デジタル大辞泉は施主を「葬式や法事を営む当主」、喪主を「葬式を執り行う当主」と説明しています(出典:コトバンク「施主」、コトバンク「喪主」)。一周忌は法事なので、挨拶をするのは施主です。葬儀の喪主がそのまま施主になる決まりはありません。喪主の決め方は喪主とは?で説明しています。
一周忌の施主の挨拶を何分にするかを定めた、宗派の公式や業界団体の目安は見つかりませんでした。
全葬連が書いている「3分程度」は弔辞の長さの目安で、法要の施主の挨拶についての数字ではありません(出典:全葬連「弔辞」)。曹洞宗の公式は、閉式の挨拶について「簡単な内容で十分」としています(出典:曹洞宗「法事」)。葬儀社などの解説ページには「長くても1分前後」「1〜2分、長くても3分以内」といった目安がありますが、どれも根拠は書かれていません。
法要の始めの挨拶は、参列のお礼と、これから一周忌の法要を営むことを伝える2文で足ります。
曹洞宗の公式サイトは、開式の挨拶の文例として「ただいまから○○○○(故人名または戒名)の○回忌を営ませていただきます」を挙げています(出典:曹洞宗「法事」)。これにお礼の一言を添えると、次の例文になります。
例文:法要の始め
本日はお忙しいところ、父○○の一周忌の法要にお集まりいただき、ありがとうございます。ただいまから一周忌の法要を営ませていただきます。○○寺のご住職、よろしくお願いいたします。
お寺の本堂で営むときなど、僧侶が開式を告げる場合は、施主は始めに一言お礼を述べるだけで足ります。
進行を誰が担うかはお寺や会場で違うので、前もって確かめておきます。僧侶に開式を任せたときは、閉式の挨拶に参列のお礼をまとめて入れます。
曹洞宗の公式の文例は「故人名または戒名」としており、挨拶ではどちらで呼んでもかまいません。
参列者に伝わりやすいのは「父○○」のような生前の名前です。戒名で呼ぶ習わしのある家や地域では、戒名を使います。
法要の終わりの挨拶は、参列と焼香のお礼、この1年の家族の様子、このあとの会食の案内の3つで組み立てます。
曹洞宗の公式サイトの閉式の文例は「本日は、故人のためにご焼香をたまわり、誠にありがとうございました」という簡単なものです(出典:曹洞宗「法事」)。これに家族の近況を一言足すと、一周忌らしい挨拶になります。
会食があるときは、お礼と近況のあとに、会食の場所と移動の段取りを伝えて締めます。
例文:法要の終わり(会食あり)
本日は父○○のためにご焼香をいただき、ありがとうございました。父が亡くなってから1年、家族だけでは心細い日もありましたが、皆様に声をかけていただき、こうして一周忌を迎えることができました。ささやかではございますが、別室にお食事の席を用意しております。どうぞお時間の許す限り、父の思い出話をお聞かせください。
会食をしないときは、閉式の挨拶が最後の挨拶になるので、引き物の案内とお見送りの言葉まで入れます。
例文:法要の終わり(会食なし)
本日は母○○の一周忌の法要にお参りいただき、ありがとうございました。本来であればお食事の席を設けるところですが、本日はこれにて失礼させていただきます。ささやかな品をご用意しましたので、お持ち帰りください。今後とも、私ども家族をよろしくお願いいたします。
引き物の金額や掛け紙の書き方は、法事のお返しの相場とマナーで説明しています。
会食の始めは施主の挨拶に続けて献杯をし、会食の終わりに施主がもう一度お礼を述べてお開きにします。
お斎は、精選版日本国語大辞典で「法要のときなどに、檀家で、僧・参会者に出す食事」と説明されています(出典:コトバンク「斎」)。全葬連は、僧侶が会食に同席するときは「献杯の前に法話などをお願いします」としています(出典:全葬連「精進落とし」)。
| 項目 | 献杯 | 乾杯 |
|---|---|---|
| 意味 | 故人を悼んで杯を捧げる(デジタル大辞泉の補説) | 祝いの席で、杯を上げて喜びを分かち合う |
| 発声 | 静かに「献杯」と唱える | 大きな声で「乾杯」と唱える |
| 杯の扱い | 胸の高さに軽く上げ、隣の人と合わせない | 杯を合わせる |
| 拍手 | しない | することが多い |
出典:コトバンク「献杯」。発声・杯・拍手の行は、葬儀社などの解説ページに共通して書かれている作法です。宗派の公式に献杯の作法の記載はありませんでした。
会食の始めは、全員が席に着いてから施主がお礼を述べ、献杯の発声をする人を紹介します。
全葬連も、会食の挨拶は「全員が席に着いたら」するとしています(出典:全葬連「精進落とし」)。施主が自分で献杯の発声までするときは、次の例文の最後の一文を「それでは献杯いたします。献杯」に置き換えます。
例文:会食の始め
本日は最後までお参りいただき、ありがとうございました。ささやかではございますが、お食事を用意いたしました。父を偲びながら、ゆっくりお過ごしください。献杯の発声は、父と長く親しくしていただいた○○様にお願いいたします。
例文:献杯の発声(頼まれた人)
ご指名により、献杯の発声をさせていただきます。○○さんとは30年来の釣り仲間でした。今日は皆さんと○○さんの思い出を語り合いたいと思います。それでは、献杯。
献杯の発声を施主・親族・友人のだれがするかを、一周忌について定めた宗派の公式や業界団体の案内はありません。
全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)は、葬儀後の精進落としでは「僧侶に献杯(けんぱい)の音頭をとってもらいます」と書いています(出典:全互協「精進落とし」)。ただし一周忌の場面の記載ではありません。葬儀社などの解説ページの言い分も、喪主がするというものと、挨拶とは別の人がするというもので割れています。施主が自分でしても、故人と縁の深い親族や友人に頼んでもかまいません。頼むなら、当日ではなく前もって伝えておきます。
お開きの挨拶は、会食のお礼、今後のお付き合いのお願い、引き物の案内を短く述べて締めます。
全葬連は、閉宴は「頃合いを見計らって、喪主が、改めてお礼の言葉を述べて」するとしています(出典:全葬連「精進落とし」)。
例文:お開き
皆様から父の思い出をたくさん伺うことができ、家族一同ありがたく思っております。名残は尽きませんが、そろそろお開きとさせていただきます。お帰りの際は、ささやかな品をお持ち帰りください。本日は、ありがとうございました。
家族だけで営む一周忌は、形式ばった挨拶をしなくてもかまわず、始めと終わりに一言ずつ述べれば足ります。
家族だけの法要での挨拶の仕方を定めた宗派の公式や業界団体の案内はありません。X(旧Twitter)の2024年10月〜2026年10月の投稿を調べると、親族が高齢になったので家族だけで実家に集まった、などの一周忌の投稿が4件ありました。家族だけで営む人の割合を調べた統計は見つかりませんでした。全日本仏教会と大和証券が2024年12月に20〜79歳を対象に行ったネット調査(回答6,192人)では、葬儀・法要の不安として「どこまで声をかけていいか分からない」と答えた人が55.0%でした(出典:全日本仏教会「仏教に関する実態把握調査(2024年度)」)。
例文:家族だけの一周忌(始めと終わり)
始め:今日は母の一周忌に集まってくれてありがとう。○○寺のご住職、よろしくお願いいたします。
終わり:おかげで無事に一周忌を終えることができました。このあとは母の好きだったお店で、みんなで食事をしましょう。
僧侶を呼ばずに家族で手を合わせるときは、始めに「今日は母の一周忌です」と目的を一言伝えると場が締まります。
読経がないので、挨拶のあとに全員で焼香や黙とうをして、近況を話す流れにします。お寺で営むときの服装は身内だけの一周忌の服装で説明しています。
自宅に僧侶を招いて営むときは、僧侶を迎えるときと見送るときの挨拶も施主が述べます。
迎えるときは「本日はよろしくお願いいたします」、見送るときは「本日はありがとうございました」と伝えます。お布施を渡す時機と袋の書き方は一周忌のお布施の渡し方で、自宅での服装は自宅で身内だけの一周忌の服装で説明しています。
一周忌の挨拶では、不幸が重なることを連想させる重ね言葉と、宗派の教えにそぐわない言葉を避けます。
全葬連は「忌み言葉とは、不幸を連想させる言葉です」とし、重ね言葉をその1つに挙げています(出典:全葬連「忌み言葉」)。法要についても「重ね重ね」「再び」「追って」などを避けるとしています(出典:全葬連「法要のマナー」)。
| 避ける言葉 | 種類 | 言い換え |
|---|---|---|
| 重ね重ね・くれぐれも・たびたび | 重ね言葉 | 重ね重ね→深く、くれぐれも→どうか、たびたび→いつも |
| 再び・追って・続いて | 不幸が続くことを連想させる言葉 | 改めて・後ほど・このあと |
| 死ぬ・死亡 | 直接的な言葉 | 亡くなる・逝去 |
| 生きていたころ | 直接的な言葉 | 生前・元気だったころ |
| 浮かばれない・迷う | 仏教で成仏できないことを連想させる言葉 | (使わない) |
出典:重ね言葉と「再び」「追って」は全葬連、ほかは葬儀社などの解説ページに共通する例です。避ける言葉の範囲は解説ページによって4語から20語以上まで差があり、決まった一覧はありません。
真宗大谷派の公式は、「冥福」「天国から」「安らかに」「ご霊前に」「草葉の陰」を真宗にふさわしくない言葉の例に挙げています。
真宗大谷派は「冥福」を「冥土(冥途)の幸福」を略した言葉と説明し、代わりに「謹んで哀悼の意を表します」と述べてから、故人との出会いを振り返る形を示しています(出典:真宗大谷派「葬儀・法事・お墓」)。浄土真宗本願寺派は、弔辞の「天国に召された」という言い方を取り上げて浄土の教えと違うことを説明し、供え物の表書きは「書くなら『御仏前』です」としています(出典:浄土真宗本願寺派「よくある質問」)。
一方で全葬連は、「仏教では「冥福を祈ります」という言葉は一般的ですが、神道では「ご冥福」は使いません」と書いており、浄土真宗の例外には触れていません(出典:全葬連「忌み言葉」)。施主の宗派が分からない参列者は、「冥福」を使わずに「心からお悔やみ申し上げます」「故人を偲んで」と言えば、どの宗派でも差し支えありません。
| 出典 | 挨拶の言葉についての記載 |
|---|---|
| 真宗大谷派(公式) | 冥福・天国から・安らかに・ご霊前に・草葉の陰はふさわしくない例。「謹んで哀悼の意を表します」を示す |
| 浄土真宗本願寺派(公式) | 天国ではなく浄土。表書きは御仏前。冥福を祈る追善供養は必要ないと説明 |
| 曹洞宗(公式) | 開式・閉式の施主の挨拶の文例を掲載。避ける言葉の記載なし |
| 臨済宗(公式) | 避ける言葉の記載なし。解説の中で「冥福を祈ってきました」と使っている |
| 全葬連(業界団体) | 重ね言葉など忌み言葉を避ける。冥福は仏教では一般的、神道では使わない |
出典:浄土真宗本願寺派「浄土真宗の葬儀」、臨済宗「よくある質問」ほか本文のとおり。浄土宗・天台宗・真言宗智山派・日蓮宗の公式には、挨拶の言葉の記載が見つかりませんでした。
神式やキリスト教で一周忌にあたる集まりを営むときは、「成仏」「供養」「冥福」など仏教の言葉を避けます。
全葬連は、神道ではご冥福は使わないとし、「その宗教にそぐわない言葉も忌み言葉です」としています(出典:全葬連「弔辞」)。神式やキリスト教の場で遺族の挨拶に使う言葉を定めた公式の記載は見つからなかったので、神職や教会に言い回しを確かめておくと安心です。
参列者は、到着したときと帰るときに、施主へ短くお礼と気遣いの言葉をかければ十分です。
全葬連は、一周忌以降の法要の言葉について「あまりにも仰々しい言葉は避け、故人を偲び、遺族の近況を尋ねる言葉」とし、「本日は、○○さんの一周忌の法要に参列させていただき、ありがとうございます」という文例を挙げています(出典:全葬連「法要のマナー」)。
| 場面 | 施主にかける一言の例 |
|---|---|
| 到着したとき | 本日はお招きいただき、ありがとうございます。○○さんの一周忌、お参りさせていただきます。 |
| 香典を渡すとき | 心ばかりですが、どうぞお供えください。 |
| 会食の席で | あれから1年になりますね。皆さん、お変わりありませんか。 |
| 帰るとき | 本日はありがとうございました。どうぞお体を大切になさってください。 |
| 欠席を伝えるとき | あいにく伺えず申し訳ありません。○○さんを偲び、遠くから手を合わせます。 |
全葬連は、会食では「施主への感謝の気持ちや故人の思い出などを語るのが一般的」とし、故人や遺族を傷つける話題は避けるとしています(出典:全葬連「法要のマナー」)。
到着したら、受付か施主に、お招きいただいたお礼と、お参りさせていただく旨を一言伝えます。
全葬連が一周忌以降は仰々しい言葉を避けるとしているので、葬儀のときのようなお悔やみの言葉より、お招きへのお礼を先に述べます。香典の表書きは宗派で違い、浄土真宗本願寺派の公式は「書くなら『御仏前』」としています。
帰るときは、法要のお礼と、施主や家族の体を気遣う言葉を添えて辞去します。
次に会う約束を伝えるなら「近いうちに伺います」のように、「また」「再び」を使わない言い方にします。
一周忌の挨拶は、前もって短い原稿を書いておき、当日はその紙を見ながら読んでもかまいません。
X(旧Twitter)には、施主が「人前で話すのが苦手」「何を言えばいいか考えられない」と書いた投稿が3件ありました(2024年10月〜2026年10月の投稿を調べた範囲)。泣いて言葉に詰まりそうなので紙に書いて読んだ、メモをなくしたが短い挨拶だったのでなんとかなった、という投稿もありました。挨拶を紙を見ずに話さなければならないという決まりはありません。
例文をそのまま読んでも失礼にはなりませんが、故人の思い出を1つ足すと、その家ならではの挨拶になります。
X(旧Twitter)では、定型の挨拶に父の思い出話を入れたところ、親族から「良かった」と声をかけられ、会食で思い出話が弾んだという施主の投稿がありました。好きだった料理や口癖など、参列者が一緒に思い出せる話を選びます。
施主が高齢のときも子どもが施主のときも、施主は一言お礼を述べ、続きを親族が代わりに話してかまいません。
代わりに話すことを禁じた宗派の公式や業界団体の案内はありません。X(旧Twitter)には、認知症の父が会食の前に立ち上がって「今日は誠にありがとうございます」と一言だけ挨拶した、という家族の投稿もありました。子どもや孫が施主を務めるときは、短い原稿を本人が読み、足りない分を親や親族が補う形にできます。
一周忌の挨拶について、本文で書ききれなかった条件や例外を6つの質問に分けてお答えします。
Q. 一周忌と一回忌は同じものですか?
A. 同じ法要を指す場合と、別の日を指す場合があります。デジタル大辞泉は一回忌を「「一周忌」に同じ」としています(出典:コトバンク「一回忌」)。一方で天台宗は、亡くなった日を一回忌と数え、満1年の法要だけを特別に一周忌と呼ぶと説明しています(出典:天台宗「一周忌と三回忌」)。挨拶や案内状では、満1年の法要を「一周忌」と呼べば誤解がありません。
Q. 献杯で「乾杯」と言い間違えたら、どうすればよいですか?
A. その場で「失礼しました、献杯」と言い直せば足ります。X(旧Twitter)には、親族が会食で「かんぱい」と言ってしまい、施主が気まずい思いをしたという投稿もあったので、献杯を頼む人には前もって「献杯でお願いします」と一言添えておくと防げます。
Q. 浄土真宗でも、一周忌の会食で献杯をしますか?
A. 浄土真宗本願寺派・真宗大谷派の公式サイトに、献杯をするかどうかの記載は見つかりませんでした。解説ページには「浄土真宗では献杯をしない」と書くものもありますが、出典は示されていません。献杯をするか、黙とうや合掌で会食を始めるかは、菩提寺に確かめてから決めると安心です。
Q. 引き物を渡すときは、何と言えばよいですか?
A. 「本日はありがとうございました。ささやかですが、お持ち帰りください」と短く添えれば十分です。引き物を手渡す時間がとれないときは、お開きの挨拶で「お帰りの際にお受け取りください」と案内し、出口で家族が手渡します。三越伊勢丹の案内は、引き物を「一家族にひとつ で構いません」としています(出典:三越伊勢丹「四十九日の香典返しと引き物」)。
Q. オンラインで参加する人がいるときは、挨拶を変えますか?
A. 挨拶の中身は同じでかまいません。始めの挨拶で「画面でご参加の皆様も、ありがとうございます」と一言加えます。オンライン参加について定めた宗派の公式の案内は見つからなかったので、配信してよいかはお寺に前もって相談します。
Q. 施主の挨拶をしないで済ませてもよいですか?
A. 挨拶をしなければならないという決まりはありません。ただ、始めと終わりに一言ずつお礼を述べると、参列者に法要の区切りが伝わります。曹洞宗の公式も、閉式の挨拶は簡単な内容で十分としています(出典:曹洞宗「法事」)。話すのが苦手なら、2文だけの短い挨拶を紙に書いて読む形で十分です。
一周忌の挨拶は、施主が4つの場面で短く述べればよく、長さにも献杯の担い手にも決まりはありません。
一周忌の準備全体は一周忌とは?意味・時期・費用・マナー、初七日から続く法要の流れは初七日とは?、葬儀のときの喪主の挨拶は家族葬の挨拶はどこまで必要?で説明しています。