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火葬場の休みの日はいつ?大阪は1月1日だけ|友引・年末年始・営業時間

火葬場の休みの日は、大阪の主な公営火葬場では1月1日だけです。友引も土日祝も通常どおり火葬できます。ただし施設ごとに例外があり、東大阪市の荒本斎場のように水曜・木曜と祝日が休みの火葬場もあります。ここでは大阪の各市の休場日と受付時間を一次情報で確かめ、日程がずれたときにどうするかまでまとめます。

この記事でわかること

  • 大阪の休場日:大阪市・堺市・八尾市・吹田市・高槻市の公営火葬場が休むのは1月1日だけです。
  • 例外がある:東大阪市は施設ごとに違い、荒本斎場は水・木曜と祝日、年末年始の6日間が休みです。
  • 友引は休みではない:大阪の公営火葬場に友引の休場はありません。ただし兵庫県の一部斎場は友引が休業日です。
  • 営業時間と火葬枠は別物:受付時間内でも、棺を入れられる枠が空いていなければ火葬はできません。
  • 休みとは別の壁:法律で、亡くなってから24時間が過ぎるまでは火葬できません。
目次

火葬場の休みの日はいつ?大阪の公営火葬場は1月1日だけ

大阪の主な公営火葬場が休むのは1月1日だけです。友引も土日祝も、お盆も通常どおり火葬できます。

大阪市・堺市・八尾市・吹田市・高槻市は、いずれも市の公式ページで休場日を「1月1日」または「元日」としています。全国向けの記事でよく見る「友引は火葬場が休み」「正月三が日は休み」という説明は、大阪の公営火葬場には当てはまりません。まず自分が使う斎場の休場日を、市の公式ページで確かめてください。

大阪主要7市の休みの日・受付時間・火葬料金

大阪の主要7市のうち、休みが1月1日だけなのは5市です。東大阪市だけは施設ごとに休場日が異なります。

施設休みの日時間火葬料(市民・大人)
大阪市瓜破・北・小林・鶴見・佃1月1日受付9時30分〜17時(やすらぎ天空館は9時〜17時)10,000円
堺市堺市立斎場1月1日と管理上必要な日使用許可申請の受付9時〜17時15分20,000円(12歳以上)
東大阪市長瀬斎場1月1日と管理上必要な日9時〜17時7,000円(13歳以上)
東大阪市小阪斎場1月1日・1月2日と管理上必要な日9時〜17時7,000円(13歳以上)
東大阪市荒本斎場水・木曜日、祝日、1月1日〜3日、12月29日〜31日9時〜17時7,000円(13歳以上)
八尾市八尾市立斎場元日(1月1日)9時〜17時15分18,000円(12歳以上)
吹田市やすらぎ苑1月1日開園9時〜18時30分9,000円(12歳以上)
高槻市高槻市立葬祭センター1月1日申込は市役所の斎園課窓口
豊中市豊中市立火葬場市の公式ページは施設情報のみ。斎場へ要確認

料金はいずれもその市に住民登録がある方の大人料金です。市外の方の料金は別に定められており、金額が大きく変わります。

施設によっては週2日休むところもある

同じ市のなかでも休場日が違うことがあります。東大阪市の荒本斎場は水曜と木曜、祝日も休みです。

東大阪市の3つの斎場を比べると、長瀬斎場は1月1日のみ、小阪斎場は1月1日と1月2日、荒本斎場は水・木曜日と祝日に加えて1月1日から3日、12月29日から31日までが休業日です。荒本斎場を予定していて水曜にあたると、その週は日程を組み直すことになります。「大阪はどこも1月1日だけ」と一般化せず、使う施設の名前で確認してください。

「友引は休み」は全国共通ではない|大阪と兵庫の違い

友引を休業日にしている火葬場は今もあります。東西の違いではなく、施設ごとの運用の違いです。

大阪の公営火葬場は友引に休みません。一方、隣の兵庫県では神戸市立の甲南斎場と西神斎場が友引を休業日としており、同じ神戸市でも鵯越斎場には友引の休業がありません。神戸市の3斎場はいずれも1月1日・2日と毎月第1日曜日も休業します。大阪府外の斎場を使う可能性があるなら、府内の感覚のまま日程を決めないでください。

よくある思い込みと、大阪の実際よくある思い込み大阪の公営火葬場の実際友引は休み友引も通常どおり火葬できる正月三が日は休み休むのは1月1日だけ土日祝は休み土日祝も開いているどこも同じ休み施設ごとに違う(荒本斎場は水・木曜も休み)※兵庫県の神戸市立甲南斎場・西神斎場は友引が休業日。府外では前提が変わります

大阪の火葬場が友引も動いている理由

亡くなる方の数に対して火葬炉が足りず、友引を止めると日程が回らないためです。運用上の判断で、宗教の理由ではありません。

大阪市は令和7年1月から3月にかけて、火葬需要の急増に対応できず長期間の火葬待ちが発生したことを公表しています。人口が多い都市部ほど、週に何日も炉を止める余裕がありません。「友引に火葬してはいけない」という決まりが法律にも仏教にもない以上、稼働させるのが自然な選択になります。

友引に火葬するときの大阪の風習「いちま人形」

友引に葬儀や火葬を行うとき、大阪では身代わりとして「いちま人形」を棺に納める風習があります。

いちま人形は市松人形のことで、「友を引かないように」という願いから故人の代わりに納めるものです。これは慣習であって義務ではありません。地域や家によって扱いが違うので、気にされる親族がいる場合は、葬儀社に用意できるかを早めに聞いておくと話が早く進みます。

僧侶は友引でも来てくれるのか

来ていただけることがほとんどです。特に浄土真宗は、六曜を迷信として採らない立場をとっています。

六曜はもともと仏教の教えとは関係のない暦の考え方です。浄土真宗では日の吉凶を選ぶこと自体を退ける立場が明確で、友引を理由に断られることはまず考えられません。他の宗派でも、僧侶側の都合さえ合えば友引の読経は珍しくありません。ただし菩提寺があるなら、日程を確定する前に一報を入れてください。

友引はむしろ枠が取りやすい日になることがある

友引を避けたい家が一定数あるため、結果として友引の火葬枠が空きやすくなる傾向があります。

これは統計ではなく現場の感覚ですが、混み合う時期に少しでも早く火葬したいときは、友引を候補から外さないほうが選択肢が広がります。逆に、親族に六曜を強く気にされる方がいるなら、そこは日程より優先して相談しておくべき点です。

年末年始・お盆・土日の火葬はどうなるか

12月31日まで火葬でき、止まるのは1月1日だけです。ただし1月2日以降は予約が集中します。

大阪市・堺市・八尾市・吹田市・高槻市は、年末に休みを設けていません。お盆や土日祝も通常営業です。問題は休場そのものより、1月1日を挟んだことで後ろにずれた分が2日以降に積み上がることのほうにあります。

日付大阪市・堺市・八尾市・吹田市・高槻市の火葬場東大阪市 荒本斎場区役所・市役所の窓口
12月29日〜31日通常どおり休場閉庁(宿日直で届出の預かりのみ)
1月1日休場休場閉庁
1月2日通常どおり(小阪斎場は休場)休場閉庁
1月3日通常どおり休場閉庁
1月4日以降通常どおり。予約が混み合う水・木曜を除き通常どおり開庁

年末年始の日付は年によって曜日が動きます。実際の運用は必ず各市の公式ページで確認してください。

年末年始でも死亡届は受け付けてもらえる

受け付けてもらえます。大阪市は各区役所の宿日直で、休日や時間外も死亡届を預かっています。

ただし預かりであって、内容の審査と受理決定は開庁日になります。火葬許可証がその場ですぐ出るとは限らないため、年末年始に亡くなった場合は「届出は出せたが許可証は年明け」という順序になることを想定しておいてください。実務では葬儀社が届出を代行することが多いので、搬送を頼んだ時点で相談するのが確実です。

大阪市は令和7年12月以降、受入件数を増やしている

大阪市は火葬件数を柔軟に増やせる体制をつくり、令和7年12月以降の受入件数を増やすと公表しています。

これは冬場の火葬待ちを短くするための対策です。ただし大阪市自身が、受入を増やしたぶん遅延や早着があると入場口の前や市民休憩室での待ち時間が長くなる可能性があると案内しています。指定された時間ちょうどに着くこと、来場者の車を乗り合わせることが、これまで以上に求められます。

休みの日とは別に「火葬できない時間」がある

法律で、亡くなってから24時間が過ぎるまでは火葬できないと決められています。火葬場が開いていても同じです。

「今日中に済ませたい」と考えても、その日のうちに火葬することは原則できません。休場日を調べる前に、この24時間があることを前提に日程を考えてください。

墓地埋葬法第3条の24時間ルール

墓地、埋葬等に関する法律の第3条が、死亡または死産から24時間を経過した後でなければ埋葬・火葬をしてはならないと定めています。

条文の趣旨は、蘇生の可能性を否定できない段階での火葬を防ぐことにあります。安置が必ず1日以上必要になるのはこのためで、自宅で安置するか、葬儀社の安置施設を使うかを、その日のうちに決めることになります。

例外はあるが、遺族が判断するものではない

同じ第3条に「他の法令に別段の定があるものを除く」とあり、感染症法の定めなどが例外にあたります。

例外にあたるかどうかは行政や医師が判断するもので、遺族や葬儀社が選べるものではありません。実務上は「亡くなった当日には火葬できない」と考えておけば足ります。特別な事情がある場合は、病院や保健所からその場で案内があります。

火葬場の受付時間と「火葬枠」の違い

受付時間は手続きの窓口が開いている時間で、棺を入れられる枠はそれよりも狭く、時間帯で区切られています。

大阪市の斎場は受付が9時30分から17時、吹田市のやすらぎ苑は開園が9時から18時30分です。この時間内なら好きなときに火葬できるという意味ではありません。実際には決められた入場時刻の枠を予約し、その時刻に到着することになります。「営業時間は18時30分までだから夕方でも大丈夫」という読み違えが、いちばん多いつまずきです。

受付時間・火葬枠・骨揚げまでの関係受付時間(窓口が開いている時間)例:大阪市9時30分〜17時/堺市の申請受付9時〜17時15分/吹田市の開園9時〜18時30分火葬枠(入場する時刻)時間帯で区切られた予約枠。埋まればその日は入れない。指定の時刻ちょうどに到着する入場・炉前でのお別れ10〜15分火葬・控室で待機瓜破斎場で90〜120分程度骨揚げ(収骨)20〜30分※東大阪市立斎場は15時以降の入場だと骨揚げが翌日以降になります

夕方の入場だと骨揚げが翌日になる施設もある

東大阪市立斎場は、15時以降に入場した場合は骨揚げが翌日以降になると公式に案内しています。

火葬そのものに2時間前後かかるためで、閉場時刻までに収骨が終わらないという事情です。すべての火葬場が同じ運用ではありませんが、遠方から来る親族がいるときは、入場が何時の枠なのかを葬儀社に確認しておいてください。翌日に出直すことになると、宿泊や再度の移動が必要になります。

休みや予約待ちで日程がずれたときにやること

先に火葬の枠を押さえ、そのあとで通夜と告別式の日取りを決めるのが順序です。逆にすると組み直しになります。

式場の空きや親族の都合から日程を決めてしまうと、火葬枠が取れずに全部やり直しになります。実務では、葬儀社が予約システムで枠を確保した時点で当日の時間割が決まります。

火葬枠は遺族が直接予約できない

大阪市や東大阪市の斎場予約は登録した葬儀社が使うシステムで、遺族が自分で空きを取ることはできません。

空き状況を自分で調べたい気持ちになりますが、一般には公開されていません。搬送を依頼した葬儀社に「いちばん早い枠はいつか」「友引を含めるとどうか」を聞くのが最短です。複数の斎場を候補にすると、早い枠が見つかることがあります。

待つ日数のぶん安置の費用がかかる

火葬まで日が空くと、安置場所の使用料とドライアイスの費用が1日ずつ加算されます。

金額は葬儀社と安置場所によって幅があるため、ここでは相場を断定しません。見積書で「安置料」「ドライアイス」が1日いくらで、何日分を見込んでいるかを必ず確認してください。ドライアイスでの保全にも日数の限界があり、長く空くときはエンバーミングや専用の保全施設を提案されることがあります。

他市の火葬場に移すと料金が4〜12倍になる

早い枠を求めて他市の火葬場を使うと、火葬料が住民の4倍から12倍になります。安置費用の節約分は簡単に飛びます。

市民(大人)市外の方
大阪市10,000円60,000円6倍
堺市20,000円100,000円5倍
東大阪市7,000円84,000円12倍
八尾市18,000円72,000円4倍
吹田市9,000円36,000円4倍

そのうえ市民の予約が優先される施設が多く、市外の枠はそもそも取りにくいのが実際です。他市の火葬場は「使える選択肢」というより、「この金額を払ってでも急ぐ理由があるか」を考えるための材料と受け取ってください。基本は住んでいる市の枠を待つほうが負担は軽くなります。

よくある質問

Q. 火葬場は友引に休みますか。

A. 大阪の公営火葬場に友引の休場はありません。大阪市・堺市・八尾市・吹田市・高槻市はいずれも休場日を1月1日としており、友引も通常どおり稼働しています。ただし兵庫県の神戸市立甲南斎場・西神斎場のように友引を休業日にしている施設は府外にありますので、大阪以外で火葬する場合は個別に確認してください。

Q. 元日に亡くなったら火葬はいつになりますか。

A. 1月1日は火葬場が休みで、さらに亡くなってから24時間は火葬できないため、早くても1月2日以降になります。1月2日は小阪斎場のように休場する施設もあり、区役所も閉庁しているため、実際には3日か4日になることが多くなります。搬送と安置だけは葬儀社が年中無休で対応しますので、まず連絡してください。

Q. 火葬場はお盆や土日も営業していますか。

A. 営業しています。大阪の公営火葬場はお盆にも土日祝にも休場日を設けていません。むしろ葬儀が土日に集まりやすいため、週末の枠は平日より早く埋まる傾向があります。

Q. 営業時間内なら何時でも火葬してもらえますか。

A. できません。受付時間は窓口が開いている時間で、火葬は時間帯で区切られた予約枠に入れてもらう形になります。枠が埋まればその日は火葬できません。また東大阪市立斎場のように、15時以降の入場だと骨揚げが翌日以降になる施設もあります。

Q. 亡くなった当日に火葬できますか。

A. できません。墓地、埋葬等に関する法律の第3条で、死亡から24時間を経過するまでは火葬も埋葬もできないと定められています。感染症法の定めなど法令上の例外はありますが、それは行政や医師が判断するもので、遺族が選べるものではありません。

Q. 火葬場の空き状況は自分で調べられますか。

A. 調べられません。大阪市や東大阪市の斎場予約は登録した葬儀社が使うシステムで、一般には公開されていません。依頼した葬儀社に、いちばん早い枠と候補の斎場を確認してください。

日程が読めないときはご相談ください

火葬場の休みが1月1日だけでも、実際に火葬できる日は枠の空き具合で決まります。

急ぐときほど、先に枠を確認しておくことが負担を減らします。日程の見通しが立たないときは、遠慮なくご相談ください。

記事監修者

記事監修者

千葉龍一
【厚生労働省認定技能試験 1級葬祭ディレクター】

葬祭業務に13年以上従事し、事前相談から打合せ、施行まで累計1,000件以上の葬儀をサポートする1級葬祭ディレクター。一般葬・家族葬を中心に、ご家族の意向と地域の慣習を尊重した葬儀運営を得意としている。 特に岩手県南部地域の葬儀事情(寺院での葬儀行列や、七日ごとの「拝み日」など)に精通。葬儀が単なる儀式にならず、故人らしさが感じられるお見送りとなるよう、ご遺族の気持ちに寄り添う対応を信条とする。喪主様やご遺族様が最期の時間に集中できるよう、先回りした進行・準備のサポートを徹底している。

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