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火葬にかかる時間は40分〜1時間半|火葬場での滞在は約2時間

火葬そのものにかかる時間は40分〜1時間半です。火葬場に着いてから退出するまでは約1時間半〜2時間、待ち時間に会食を挟むときは2時間半ほどみておきます。当日ぜんぶで何時間空けておくかは葬儀の形式で変わり、一般葬なら5〜6時間、一日葬なら4〜6時間、直葬は火葬場に着いてから1〜2時間です。ここでは、この3つの時間を分けて示したうえで、火葬中の1〜2時間の過ごし方と、時間が前後する条件までまとめます。

この記事でわかること

  • 火葬そのもの:40分〜1時間半。お骨が冷えるまでを含んだ時間です。
  • 火葬場での滞在:約1時間半〜2時間。待ち時間に会食を挟むと2時間半ほどです。
  • 当日の拘束:一般葬5〜6時間/一日葬4〜6時間/直葬は火葬場に着いてから1〜2時間。
  • 待ち時間の過ごし方:控室での食事がもっとも多く、飲食物の持込や電波の有無は施設によって違います。
  • 骨上げ:15〜30分。現場の実感では15〜20分で終わることが多くなります。
目次

火葬にかかる時間は40分〜1時間半|火葬場では約2時間

火葬そのものは40分〜1時間半、火葬場での滞在は約1時間半〜2時間です。当日の拘束時間は、葬儀の形式によって変わります。

「火葬の時間」と一口にいっても、炉に入っている時間・火葬場にいる時間・その日ぜんぶの時間の3つは長さがまったく違います。日程を組むときに必要なのは3つめですので、順に分けて見ていきます。

火葬そのものは40分〜1時間半(骨が冷えるまで含む)

火葬そのものにかかるのは40分〜1時間半です。全国では1時間〜1時間半という火葬場が多くなっています。

この時間には、燃焼が終わったあとにお骨を骨上げできる温度まで冷ます時間も含まれています。ご遺族が控室で待つのは、燃えているあいだだけではなく、この冷ます時間まで含めた長さだとお考えください。

幅があるのは、火葬炉の種類や設備の新しさ、故人の体格などで実際の時間が動くためです。同じ市内の火葬場でも施設によって案内される時間は違いますので、「全国どこでも◯分」と決めてかからず、当日利用する火葬場の目安を葬儀社に確かめておくと安心です。動く条件は記事の後半でまとめています。

火葬場に着いてから退出するまでは約1時間半〜2時間

火葬場に着いてから退出するまでは、約1時間半〜2時間をみておきます。待ち時間に会食を挟む場合は2時間半ほどです。

内訳は、到着と受付に5〜10分、炉の前で最後のお別れをする納めの式に10〜15分、火葬に40分〜1時間半、骨上げに15〜30分、そのあと埋葬許可証を受け取って退出するまでに5〜10分といったところです。火葬の時間だけを聞いていると短く感じますが、前後の進行が積み上がって2時間前後になります。

火葬場までの移動時間は、ここには含んでいません。式場から火葬場が離れている地域では、往復で1時間以上かかることもあります。マイクロバスの発車時刻を含めて、葬儀社の当日の進行表で確かめてください。

【表1】葬儀形式別・当日の拘束時間

当日の拘束時間は、一般葬で5〜6時間、一日葬で4〜6時間、直葬は火葬場に着いてから1〜2時間です。

同じ火葬でも、その前後に告別式や会食が付くかどうかで、当日空けておくべき時間はまったく変わります。ご遺族・ご親族と、告別式だけに参列される方とでも違いますので、分けて示します。

葬儀の形式当日の流れ遺族・親族の拘束時間一般参列者の拘束時間
一般葬(2日目)式場集合 → 告別式 → 出棺 → 火葬・待機 → 骨上げ → 初七日法要・会食5〜6時間1〜2時間(告別式と出棺まで)
一日葬式場集合 → 葬儀・告別式 → 出棺 → 火葬・待機 → 骨上げ →(会食)4〜6時間1〜2時間
直葬(火葬式)火葬場に集合 → 炉前でお別れ → 火葬・待機 → 骨上げ1〜2時間1〜2時間

会食を省く、初七日法要を後日にする、火葬場が式場に併設されている、といった条件で1時間前後は動きます。遠方からお越しの方に伝えるときは、余裕をみて長いほうの時間でご案内ください。それぞれの形式の費用や流れは、家族葬、一日葬、直葬の費用相場のページでご覧いただけます。

【図解1】出棺から解散までのタイムライン

一般葬で午前10時に開式する場合、出棺は11時ごろ、解散は14時から15時ごろが目安です。

【図解1:出棺から解散までのタイムライン(一般葬・午前10時開式の場合)】

出棺から解散までのタイムライン(一般葬・10時開式)10:00告別式 開式(40〜50分)10:50お別れの儀・出棺(20〜30分)11:20火葬場へ移動(15〜40分)11:50到着・受付/炉前で納めの式(10〜15分)12:05火葬開始(40分〜1時間半)/控室で待機13:15骨上げ・収骨(15〜30分)13:40式場へ戻る/繰り上げ初七日法要(30分前後)14:15精進落とし(1時間前後)→ 解散※式場と火葬場の距離、会食の有無で前後します

会食まで行う場合は15時前後まで、会食を省く場合は14時前後の解散になります。ご遺族は式場に戻ってからの片づけや、初七日法要の準備もありますので、当日は夕方まで予定を入れないでおくと安心です。

大人と子どもで時間は違うのか

子どもの火葬は大人より短く、ご年齢によっては30分前後で終わることもあります。

体格が小さいぶん燃焼にかかる時間が短いためです。ただし短ければよいというものではなく、小さなお子さまはお骨が残りにくいため、火力を落として時間をかけて火葬する火葬場もあります。この場合は大人と変わらない時間になることもあります。

赤ちゃんやお子さまの火葬は、収骨の方法も含めて火葬場ごとに配慮が異なります。ご希望があれば、当日ではなく事前に葬儀社を通して火葬場へ相談しておいてください。

火葬中の1〜2時間はどう過ごす?控室の実際

火葬中の1〜2時間は、火葬場の控室で食事やお茶をしながら待つのがもっとも多い過ごし方です。

この時間は「何をしなければならない」と決まっているものではありません。ただ、飲食物を持ち込めるか、控室が使えるか、電波が入るかは施設によってはっきり違いますので、知らずに当日を迎えると戸惑いやすい部分でもあります。

控室で最も多いのは「食事」。仕出し弁当かお茶菓子か

控室では、仕出し弁当やお茶菓子を出して待つのが一般的です。飲食物を持ち込めるかどうかは、施設によって分かれます。

弁当は、助六に煮物や漬物が付いたものなど、簡単に食べられるものが選ばれます。多くの火葬場では控室にポットや湯飲みが用意されており、貸し出しを受けられます。一方で、控室が有料の火葬場、そもそも控室がなくロビーで待つ火葬場もあり、その場合はお茶菓子を持参する形になります。ロビーでの飲食は断っている施設が多いため、持ち込む前に葬儀社へ確認してください。

待ち時間にやってよいこと避けたいこと
控室・休憩室での食事、お茶ロビーや廊下での飲食(断っている施設が多い)
ご親族どうしで故人の思い出を話す大声での談笑(ほかのご葬家に聞こえます)
控室でスマホを見る、静かに連絡を取る収骨室・炉前での撮影、読経中のスマホ操作
喪主がご親族へ挨拶に回る飲みすぎ(骨上げに差し支えます)
横になって休む(休憩室がある場合)控室の使用時間を過ぎての居残り

精進落としを待ち時間に行うケース

待ち時間に精進落としや繰り上げ初七日法要を行う地域もあります。この場合、火葬場での滞在は2時間半ほどになります。

火葬場に法要室や食事処が併設されていれば、そこで行います。式場に戻ってから行うより当日の拘束が短くなるため、遠方のご親族が多いときに選ばれる形です。ただし飲酒はそのあとの骨上げに差し支えますので、控えめにしてください。

反対に、火葬場での法要をほとんど行わない地域もあります。1時間おきに次のご葬家が入る火葬場では、待ち時間に法要を組む余地がありません。地域と施設で扱いが変わりますので、当日の組み方は葬儀社の進行表で確かめてください。

スマホ・通話・写真はどこまで許されるか

控室でスマホを使うこと自体に問題はありません。読経中と収骨のあいだだけは、しまっておくのが無難です。

禁止か許可かではなく、場面で分けて考えると迷いません。炉前での納めの式や読経のあいだは、操作していると周囲の目が気になります。収骨室でも同じで、係員の案内に従って動く場面ですので、ポケットにしまっておきます。控室で待っているあいだは、連絡を取ることも含めて差し支えありません。

通話は控室ではなくロビーや屋外へ出て、短く済ませてください。撮影は、炉前と収骨室では原則としてご遠慮ください。なお火葬場は郊外に建てられていることが多く、電波が届かない、館内にWi-Fiがない施設もあります。仕事の連絡が入る可能性がある方は、火葬場に着く前に済ませておくと安心です。

控室での時間配分と、喪主が戸惑いやすいこと

喪主はこの1〜2時間も挨拶に回ることが多く、腰を落ち着けられるのは実際には30分ほどです。

監修者で1級葬祭ディレクターの千葉龍一氏によれば、地域によっては葬儀の前に火葬を行う場合があり、その際は「舌代」と呼ばれるご案内を一人ずつお渡しするため、喪主は控室でも忙しく動くことになるとのことです。葬儀のあとに火葬を行う場合も、喪主やご家族がご案内した方のもとを回って挨拶をします。控室に入ってすぐ座って休める時間ではない、という前提で当日を考えておくほうが実際に近くなります。

控室用の食事には、助六に煮物や漬物が付いた弁当を出すことが多く、飲食物の持ち込みもできる施設が一般的だといいます。ロビーでの飲食は断っていても、休憩室であれば飲食でき、ポットや湯飲みも借りられます。同氏の地域では火葬場で法要を行うことはほとんどなく、1時間おきに次のご葬家が入るため、基本的に時間厳守の運用です。控室の使用時間が1時間の施設では、終了の5分前を目安に係員から声がかかります。

そのうえで同氏は、ご家族には「一回りされたら、あとはゆっくり休んでください」とお伝えしているそうです。短い時間ではありますが、喪主やご家族にとっては一息つける時間でもあります。挨拶を先に済ませ、残りを休息にあてる。この順番を決めておくだけでも、控室での過ごし方は変わります。

骨上げ(収骨)にかかる時間は15〜30分

骨上げにかかる時間は15〜30分です。現場の実感では、15〜20分で終わることが多くなります。

葬儀社の案内では「30分程度」と伝えられることもありますが、これは余裕をみた数字です。実際には、ご親族の人数と、その地域が全部のお骨を拾うか一部だけかで長さが決まります。

火葬終了から骨上げの案内までの流れ

火葬が終わると館内放送や係員の呼び出しがあり、控室から収骨室へ案内されます。呼び出しまでは1〜2時間です。

火葬が終わってすぐ呼ばれるわけではなく、お骨を骨上げできる温度まで冷ます時間が入ります。この冷ます時間も、先にお伝えした「火葬40分〜1時間半」に含まれています。控室で待っているあいだに準備が整い、放送で呼び出される流れです。

呼び出しがあったら、荷物をまとめて控室を出ます。控室の使用時間が区切られている施設では、そのまま戻らずに退出することになりますので、忘れ物のないようにしてください。

東日本と西日本で所要時間が違う理由(全収骨と部分収骨)

東日本はお骨を全部拾うため時間がかかり、西日本は一部だけを拾うため短く終わります。

東日本では原則としてすべてのお骨を骨壺に納めるため、骨壺も7寸から8寸と大きくなります。西日本では喉仏など主要な部分だけを納めることが多く、骨壺は2寸から6寸です。同じ「骨上げ」でも拾う量が違うので、所要時間にも差が出ます。ご親族の人数が多いほど、順番が回るぶん長くなります。

【図解2:骨上げの立ち位置と順番】

骨上げの立ち位置と順番収骨台(お骨)足元のお骨から頭部へ向かって納めます喪主(中央付近)写真・位牌を持って立ちますほかのご親族(左側)ご遺族(右側)進み方1. 喪主と、次に近いご遺族の2人で、同じお骨を一緒に納めます2. 使った箸を次の方へ渡し、順に納めていきます(回数の決まりはありません)3. 残ったお骨は係員が納め、頭・顎・喉仏は最後に喪主が納めます

収骨室でスムーズに進むためのポイント

喪主は写真や位牌を持って中央付近に立ち、二人一組でお骨を納めます。立ち位置も順番も係員が案内します。

千葉龍一氏によれば、収骨室では係員が誘導し、喪主は写真や位牌を置いた中央付近、ご遺族は右側、ほかのご親族は左側へ案内されるとのことです。最初に喪主と次に近い方の2人で同じお骨を納め、その箸を次の方へ渡しながら順に収骨していきます。収骨する回数に決まりはなく、ご親族それぞれが順番に進めていきます。全員が納め終わると、残ったお骨は係員が骨箱へ移し、頭や顎、喉仏は最後に喪主が納めます。

次のご葬家に急かされるのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、同氏の地域の施設では収骨が優先されており、収骨を終えたご葬家が退館するまで次のご葬家は入館しない運用になっているそうです。そのため、急かして進めるというより、一組ずつ終えてから次へ進む流れになります。収骨の案内から終了し、骨箱を持って移動するまでを含めた実感としては、15〜20分程度とのことでした。

喉仏や頭蓋骨の扱い、分骨のご希望など、その場で迷いやすい点は係員が声をかけながら進めてくれます。分骨をご希望の場合は骨壺を追加で用意する必要がありますので、当日ではなく事前に葬儀社へお伝えください。骨上げの作法や分骨の手続きそのものは、火葬とは?必要な手続きと火葬許可証でくわしくご説明しています。

火葬の時間が前後する4つの要因

火葬の時間は、故人の体格やご病気、副葬品、火葬炉の種類、そして事前申告の有無の4つで前後します。

ただし、火葬場の側も進行時間が大きくずれないよう調整しています。要因があるからといって、当日の予定が何時間も動くわけではありません。

故人の体格やご病気による違い

体格の良い方や、亡くなる直前までお元気だった方は、火葬に時間がかかることがあります。

筋肉や脂肪が多く残っていると燃焼に時間がかかるためです。反対に、小柄で痩せている方は比較的早く終わることがあります。ただし火葬場では最初の火力を調整するなどして進行時間が大きくずれないよう対応していますので、火葬そのもので予定が大幅に変わることは多くありません。

要因時間の動き方目安
体格が大きい・お元気だった長くなる10〜30分ほど
小柄・痩せている短くなる40分前後で終わることも
副葬品が多い・燃えにくい長くなる10分〜。事前に取り除きを案内されます
火葬炉が新しい・台車式やや短い施設差の範囲
ペースメーカー等の申告漏れ中断・確認が入る当日の進行そのものに影響します

副葬品の量と種類(燃えにくいものは時間が延びる)

燃えにくい副葬品が多いと、火葬の時間は延びます。取り除くよう案内されることもあります。

千葉龍一氏によれば、木彫りの大きな置物のような副葬品は燃えにくく、プラスチック類や大量のお薬は炉やお骨への付着につながるため、取り除くようご案内するとのことです。杖や普段のお薬を納めたいというご希望もありますが、必要最小限にしていただくようお話ししているといいます。

何を納めてよいかのルールそのものは火葬場ごとに決められています。お棺に納めたいものがある場合は、当日ではなく打ち合わせの段階で葬儀社に伝えておくと、その場で断られずに済みます。

火葬炉の種類(台車式・ロストル式)と設備の新しさ

日本の火葬場は台車式が多数を占めており、ロストル式に比べてやや時間がかかります。

台車式はお棺を台車ごと炉に入れる方式で、お骨の形が崩れにくいのが特徴です。ロストル式は格子状の受け皿にお棺を置く方式で、燃焼効率が高いぶん火葬時間が短くなる傾向があります。どちらを使うかはご遺族が選べるものではなく、施設の設備で決まります。

また、同じ方式でも設備が新しい火葬場ほど燃焼の制御が細かく、案内される時間が短めになる傾向があります。利用する火葬場の目安時間は、葬儀社に確認するのが確実です。

ペースメーカー申告と副葬品制限が時間に与える影響

ペースメーカーなどの機械類は、事前の申告が欠かせません。申告漏れは炉内での破裂につながり、当日の進行そのものに影響します。

千葉龍一氏によれば、ペースメーカーなどの機械類やガラス類は加熱によって破裂し、炉内を確認する際に係員が負傷するおそれがあるため、事前の申告が重要だとのことです。ご遺体を病院からお迎えする段階で葬儀社が確認しますので、心当たりがある場合は、そのときに必ずお伝えください。

現場で「これは時間がかかる」と分かるのは、体格や生前のご様子から判断できる場合が中心です。ただし前述のとおり、火力の調整やそのあとの整骨で、全体の進行に大きく響かないよう対応されています。要因ごとに何十分も動くと構えるより、事前申告と副葬品を最小限にしておくことのほうが、当日の時間を守るうえでは効きます。

利用する火葬場の所要時間はどこで確認するか

所要時間は火葬場ごとに違うため、葬儀社か、利用する斎場のページで確認するのが確実です。

火葬場の公式サイトには、休場日や受付時間は載っていても、火葬にかかる時間まで書かれていないことがほとんどです。炉の方式や設備の新しさは施設ごとに違うため、一律の数字を出しにくいという事情があります。

確実なのは、依頼した葬儀社に聞くことです。葬儀社は予約枠を押さえる立場ですので、その火葬場で何分みておけばよいか、控室が何分使えるか、飲食物を持ち込めるかまで把握しています。当日の進行表を受け取るときに、あわせて確認してください。

当サイトでは、お近くの斎場・葬儀場を施設ごとにご紹介しています。設備や控室の有無を先に見ておきたい方は、近くの葬儀場を探すからご覧ください。

よくある質問

火葬の時間について、ご遺族からご相談の多い6つの質問に、順にお答えします。

Q. 火葬場へは何分前に到着しておくべきですか。

A. 火葬の予約時刻の10〜15分前です。式場から霊柩車とマイクロバスで移動する場合は葬儀社が時間を組みますので、そちらに合わせてください。ご自身の車で向かう方は、道に迷う時間も見込んで20分前の到着を目安にしてください。火葬場は1時間おきに次のご葬家が入る運用のところが多く、遅れると全体が押します。

Q. 火葬中に一時外出することはできますか。

A. 施設によります。外出できる火葬場もありますが、骨上げの呼び出しに間に合わないおそれがあるため、おすすめはできません。近くにコンビニがない立地も多く、往復だけで時間を使ってしまいます。喫煙や電話であれば、館内の所定の場所か屋外で済ませてください。

Q. 火葬の時間が予定より遅れることはありますか。

A. あります。前のご葬家の進行が押した場合や、告別式の出発が遅れた場合です。火葬そのものが理由で大きく遅れることは多くありません。遅れが出そうなときは葬儀社から案内がありますので、会食の予約や帰りの交通機関の時刻には余裕をみておいてください。

Q. 火葬の待ち時間にスマホを使ってもよいですか。

A. 控室で使うぶんには差し支えありません。炉前での読経中と収骨のあいだは、しまっておいてください。通話はロビーか屋外で短く済ませます。火葬場は電波が届きにくい立地もあり、館内にWi-Fiがない施設もあります。

Q. 骨上げにはどれくらいかかりますか。

A. 15〜30分です。案内から骨箱を持って移動するまでを含めた現場の実感では、15〜20分で終わることが多くなります。お骨を全部拾う東日本のほうが、一部を拾う西日本より長くかかり、ご親族の人数が多いほど順番が回るぶん延びます。

Q. 赤ちゃんや子どもの火葬時間はどれくらいですか。

A. 大人より短く、ご年齢によっては30分前後で終わることもあります。ただしお骨が残りにくいため、火力を落として時間をかける火葬場もあり、その場合は大人と変わらないこともあります。収骨の方法も含めて、事前に葬儀社を通してご相談ください。

まとめ|当日以外の「時間」も知りたい方へ

火葬そのものは40分〜1時間半、火葬場での滞在は約1時間半〜2時間、当日の拘束は一般葬で5〜6時間です。

日程を組むときは、この3つのうち当日の拘束時間で考えてください。ご遺族は夕方まで予定を空けておき、告別式だけに参列される方には1〜2時間とご案内すると行き違いがありません。待ち時間は控室での食事が中心ですが、持込の可否や電波の有無は施設で違いますので、葬儀社に確認しておくと当日あわてずに済みます。

なお、当日以外の「時間」については、それぞれ別の記事でまとめています。

当日以外の「時間」を知りたい方へ

記事監修者

記事監修者

千葉龍一
【厚生労働省認定技能試験 1級葬祭ディレクター】

葬祭業務に13年以上従事し、事前相談から打合せ、施行まで累計1,000件以上の葬儀をサポートする1級葬祭ディレクター。一般葬・家族葬を中心に、ご家族の意向と地域の慣習を尊重した葬儀運営を得意としている。 特に岩手県南部地域の葬儀事情(寺院での葬儀行列や、七日ごとの「拝み日」など)に精通。葬儀が単なる儀式にならず、故人らしさが感じられるお見送りとなるよう、ご遺族の気持ちに寄り添う対応を信条とする。喪主様やご遺族様が最期の時間に集中できるよう、先回りした進行・準備のサポートを徹底している。

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